古谷利裕

古谷利裕

ふるや・としひろ  画家、評論家。1967年、神奈川県生まれ。1993年、東京造形大学卒業。著書に『世界へと滲み出す脳』(青土社)、『人はある日とつぜん小説家になる』(青土社)、共著に『映画空間400選』(INAX出版)、『吉本隆明論集』(アーツアンドクラフツ)がある。

18 posts

虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察
第3回 ネットもスマホもなかった世界から遠く離れて

虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察 6月 01日. 2016

まだインターネットのない世界の物語「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」と、インターネット以降の2作品『涼宮ハルヒの憂鬱』「エンドレスエイト」、劇場版『叛逆の物語』を含めた『魔法少女まどか☆マギカ』を比較して、インターネットの有無が物語のありようにどのように影響しているかを考えます。

Pages: 1 2 3 4 5

もっと読む

虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察
第2回 はじめに(2)「たんなるリアル」を開く技術

虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察 5月 11日. 2016

ここで考えようとしているのは「フィクションはなぜ必要か」ということです。つまり、フィクションというもの一般が問題であり、作家論でも作品論でも、特定のメディアに関する表現論や歴史でもなく、物語の類型やその発展形を探るということでもありません。……

Pages: 1 2 3

もっと読む

虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察
第1回 はじめに(1)フィクションの価値低下のなかでフィクションを問うこと

虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察 4月 13日. 2016

インターネットに代表されるこの20年の技術の進展は、生活環境を大幅に改変し、これまで以上にわれわれの身の回りは技術に「侵食」されつつあります。そうした状況では、一見するとフィクションが成立しにくくなっているように思われます。はたして、いま、フィクションは必要とされているのでしょうか。必要とされるのであれば、なぜ必要とされるのでしょうか。本連載では、この大きな問いに、SFアニメという軸を設けて深く考えていきます。2010年代の「フィクション論」はじまります。

Pages: 1 2 3

もっと読む