鶴岡市の旧・櫛引町地区を走っていると巨大な彫刻が目に入った。強く惹かれるものあり。気がつくと、あっちにもこっちにも。この土地出身の彫刻家・富樫実の作品だった。彼のすべての彫刻は「空(くう)にかける階段」と題されている。
 
While driving through the former Kushibiki Machi, a massive sculpture caught my eye. Instantly I liked it immensely! They were everywhere. The sculptures are the work of Togashi Minoru, a native of the area. Titled “Stairs to the Void,” they truly exude a sense of greatness.

About the Author: 管啓次郎

すが・けいじろう  詩人。明治大学理工学部教授(批評理論)、大学院プログラム「場所、芸術、意識」担当。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』(いずれも左右社)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)ほか。詩集に「Agend’Ars」4部作および『数と夕方』『狂狗集』(いずれも左右社)、『犬探し/ 犬のパピルス』(Tombac) 、Transit Blues (University of Canberra) など。これまでに10数カ国の詩祭や大学で招待朗読を行なってきた。2013 ~ 14年、文芸誌「すばる」(集英社)に旅先の写真と文章からなる「旅ときりぎりす」を連載。
Published On: 2026/10/19