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憲法学、もう少し広くとって法律学の世界では、内的か外的かが、いろいろな局面で問われる。H.L.A.ハートは、規範一般について、内的視点と外的視点とを区別した。 規範に則した行動には、内的側面と外的側面とがある。 毎週末に、新宿のデパートに出かける習慣のある人がいるとしよう。……
あ、この人こんなふうに笑うんだ、と、ミニマリズムの彫刻家ロバート・モリス(第11回・第12回記事参照)についての1995年の解説映像『ロバート・モリス 心/身問題』に登場する、美術批評家ロザリンド・クラウスを見て思った。クラウスはこの映像の中で始終かしこまって教壇から解説するのだが、威圧的な教授たらんと装う最中、映像を投影するスクリーンとして使用していた、教壇に貼り付けられたボール紙が剥がれ落ちて、ふふっと笑ってしまう。……
本連載もいよいよ最終回です。アントレプーシップとは何か、さらには高橋先生のアントレプレナーシップの捉え方、そして「想い」を十二分に受け止めてください。[編集部]
これまで、何人かの作者たちの芸術実践に触れながら私が述べたかったことは、仮面を選択する行為が、一方では作り手や書き手に自由と解放の可能性を与え、他方では自己喪失の危険をもたらしてきたということだ。これから展開する議論はそれとは別種の問い、すなわちどのような選択が真の自由と言えるのか、という問いと部分的に関わる。……
憲法学、もう少し広くとって法律学の世界では、内的か外的かが、いろいろな局面で問われる。H.L.A.ハートは、規範一般について、内的視点と外的視点とを区別した。 規範に則した行動には、内的側面と外的側面とがある。 毎週末に、新宿のデパートに出かける習慣のある人がいるとしよう。……
あ、この人こんなふうに笑うんだ、と、ミニマリズムの彫刻家ロバート・モリス(第11回・第12回記事参照)についての1995年の解説映像『ロバート・モリス 心/身問題』に登場する、美術批評家ロザリンド・クラウスを見て思った。クラウスはこの映像の中で始終かしこまって教壇から解説するのだが、威圧的な教授たらんと装う最中、映像を投影するスクリーンとして使用していた、教壇に貼り付けられたボール紙が剥がれ落ちて、ふふっと笑ってしまう。……
本連載もいよいよ最終回です。アントレプーシップとは何か、さらには高橋先生のアントレプレナーシップの捉え方、そして「想い」を十二分に受け止めてください。[編集部]
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