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連載・読み物

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憲法学の散歩道 11月 25日, 2020 長谷部恭男

憲法学の散歩道
第14回 価値多元論の行方

 政治思想史家のアイザィア・バーリンは、価値多元論者として知られる。価値多元論(value pluralism)は、価値一元論(value monism)と対置される。
 価値一元論は、いくつかの主張によって構成される。第一に、あらゆる道徳問題には、唯一の正解がある。第二に、正解へ行き着く途は発見可能である。第三に、すべての正解は相互に両立可能であり、ジグソーパズルのように、全体として整合する。……

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連載・読み物 11月 24日, 2020 管啓次郎

コヨーテ歩き撮り#118

これはなんだっけ。動物(昆虫)が加工したもの? 開けるのも悪いから開けなかったので知識の扉が開かなかった。空は永遠の青。

What the hell is this? Something fabricated by an animal, an insect? I thought it bad if I opened it and didn’t so the door to knowledge, too, remained closed. Only the blue of the sky is eternal.

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夢をかなえるための「アントレプレナーシップ」入門 11月 18日, 2020 高橋徳行

夢をかなえるための『アントレプレナーシップ』入門
⑧社会起業家

「社会起業家」という言葉を聞いたことがありますか。今回は、日本ではまだまだ少ない起業家のタイプである「社会起業家」を取り上げます。利益の追求を第一に考えるのではなく、社会に対する「正」のインパクトを追求する「社会起業家」について、みなさんもぜひ知ってください。[編集部]

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連載・読み物 11月 09日, 2020 管啓次郎

コヨーテ歩き撮り#117

フーコーのプレイヤッド版著作集は2015年11月5日発売。もりもり読み進むつもりだったけれど、ページを開かぬうちに5年経ってしまいました。そんな人生。

Foucault’s two-volume works published on 5 November 2015. I did mean to read them through, but before I knew it five years have passed without my opening their pages. Así es la vida.

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憲法学の散歩道 10月 27日, 2020 長谷部恭男

憲法学の散歩道
第13回 消極的共有と私的所有の間

 アリストテレスの『政治学』は、その第2巻で、プラトンが『国家篇』で展開した理想の国家像を批判している。アリストテレスによれば、プラトンが描いているのは、全市民が子どもも妻も資産もすべてを共有する体制である。
 実際に、プラトンが『国家篇』第5巻で描いているのは、「守護者」と呼ばれる国家の支配者層に限っての話であり、しかも、それは普通、「共有」という概念から想定されるような体制ではない。支配者層のメンバーにとっては、どんな物も「自分の物」ではない。どの女性が「自分の妻」ということもなく、どの子どもが「自分の子ども」ということもない。すべてが共有されているというよりは、誰も何も所有していない状態である。……

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