まだ肌寒い春のヘント(ベルギー)の広場、小学生の女の子が声をかけてきました。授業の発表で使えるよう、日本語の挨拶を録音し、写真を撮らせてほしいとのこと。「こんにちは!日本から来ました。ヘントはとてもきれいな街ですね。」終わって先生たちと記念撮影。

About the Author: 管啓次郎

すが・けいじろう  詩人。明治大学理工学部教授(批評理論)、大学院プログラム「場所、芸術、意識」担当。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』(いずれも左右社)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)ほか。詩集に「Agend’Ars」4部作および『数と夕方』『狂狗集』(いずれも左右社)、『犬探し/ 犬のパピルス』(Tombac) 、Transit Blues (University of Canberra) など。これまでに10数カ国の詩祭や大学で招待朗読を行なってきた。2013 ~ 14年、文芸誌「すばる」(集英社)に旅先の写真と文章からなる「旅ときりぎりす」を連載。
Published On: 2017/4/3