めいのレッスン

めいのレッスン ~南の旅の

――笛がね、聞こえたんだ。 呼び鈴がなって、ドアをあけると、頬のあたりがすこし日焼けしたサイェは、何も言わずにわたしをみつめていた。そして大きな目をゆっくりと閉じ、またゆっくりと開くと、挨拶がわりのように、言うのだった。

By |2016-04-27T14:05:31+09:002016/4/8|めいのレッスン|
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