公開シンポジウム:「首都圏の老い」にどう向き合うのか?
齊藤誠編著『都市の老い 人口の高齢化と住宅の老朽化の交錯』の執筆者たちがゲストを迎え、研究成果を報告するシンポジウムが開催されます。ふるってご参加ください。[編集部]
【日時】2018年3月17日(土)14時より17時30分
【場所】日本大学経済学部7号館2階講堂(JR水道橋駅より徒歩3分)
【参加費】無料(事前登録推奨)→登録サイトは〈こちら〉
【内容】首都圏では、向こう20年間を見通すと,人口の高齢化と住宅の老朽化が時間的にも,地理的にも交錯して、それまで人口成長・地価上昇を享受していた都市地域、特に郊外地域が、人口減少・地価低下という事態を迎えつつあります。首都圏は、まさに都市が「老いつつある現象」に直面しています。当シンポジウムでは、経済学研究者による人口減少,少子高齢化が都市にもたらすインパクトに関するさまざまな実証研究に基づきながら、「首都圏の老い」のスケールや進行スピードについて報告していきます。政策責任者、他分野の研究者との議論を通じて、否応なしに迎える「首都圏の老い」にどう向き合うのかを、シンポジウムの参加者の方々と一緒に考えていきたいと思っています。
【スケジュール】
14時~14時45分:基調講演:長友貴樹(調布市市長)「調布市における住環境の再生」(仮題)
15時~16時15分:パネルディスカッション
浅見泰司(東京大学大学院工学系研究科教授)「都市工学からみた今後の都市のあり方」
齊藤誠(一橋大学経済学研究科教授)「首都圏における人口高齢化と住宅老朽化が与える影響」
中川雅之(日本大学経済学部教授)「大都市圏における縮小政策とガバナンスへの政策含意」
宗健(リクルート住まい研究所所長)「民間主体からみた今後の都市問題」
山鹿久木(関西学院大学経済学部教授)「住宅土地統計から見た人口移動の傾向」
16時30分~17時30分:討論者と参加者によるディスカッション
【共催】一橋大学大学院経済学研究科齊藤誠研究室・日本大学経済学部中川雅之研究室
チラシへのリンク(PDF)http://www.econ.hit-u.ac.jp/~makoto/policy/symposium_20180317.pdf