ウェブ連載版『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』第34回
リンクは名誉毀損になるの!? ならないの!?[編集部]
リンクは名誉毀損になるの!? ならないの!?[編集部]
ロボット工学の進展は、法学にどのような挑戦を投げかけるのだろうか。 このテーマについて論じた文献は近年急激に増加しているが、単著の形で民法、刑法、国際法といった多くの法分野に関する問題をまとめたものとしては、トリノ大学(イタリア)法学部Ugo Pagallo教授(注5)のThe Laws of Robotsが極めて参考になる。
インターネット上の名誉毀損投稿で800万円以上の賠償を命じた事例があるのですか![編集部]
個人情報保護法制はこういうふうになっていたんですね![編集部]
訴訟活動の自由は、特に訴訟の当事者となった私人にとっては重要であり、単なる「表現の自由対名誉権」という通常の名誉毀損の場面とは様相を異にするといえます。
名誉毀損と近接する国際的な個人情報の取扱い・プライバシーの侵害についてはどのように考えればよいのだろうか。
インターネットは国境を超えますが、国際的名誉毀損は複雑な論点が多いですね。[編集部]
以前より、例えば名誉毀損やプライバシーに基づくインターネット上の情報の削除が請求され、これを認容する裁判例も積み重なってきた。それでは、従来の削除請求(削除権)と「忘れられる権利」はどう違うのだろうか。
引用、褒める表現、「登場する人物、団体、設定は架空」等の注意書き、ポエムはそれぞれ名誉毀損を否定する「抗弁」になるのか?
【対談】消費者行政法(大島義則)×最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務(松尾剛行)