松尾剛行

About 松尾剛行

まつお・たかゆき 弁護士(第一東京弁護士会、60期)、ニューヨーク州弁護士、情報セキュリティスペシャリスト。平成18年、東京大学法学部卒業。平成19年、司法研修所修了、桃尾・松尾・難波法律事務所入所(今に至る)。平成25年、ハーバードロースクール卒業(LL.M.)。主な著書に、『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』(平成28年)、『金融機関における個人情報保護の実務』(共編著)(平成28年)、『クラウド情報管理の法律実務』(平成28年)、企業情報管理実務研究会編『Q&A企業の情報管理の実務』(共著)(平成20年)ほか。

ウェブ連載版『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』第33回

ロボット工学の進展は、法学にどのような挑戦を投げかけるのだろうか。 このテーマについて論じた文献は近年急激に増加しているが、単著の形で民法、刑法、国際法といった多くの法分野に関する問題をまとめたものとしては、トリノ大学(イタリア)法学部Ugo Pagallo教授(注5)のThe Laws of Robotsが極めて参考になる。

ウェブ連載版『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』第30回

訴訟活動の自由は、特に訴訟の当事者となった私人にとっては重要であり、単なる「表現の自由対名誉権」という通常の名誉毀損の場面とは様相を異にするといえます。

ウェブ連載版『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』第27回

以前より、例えば名誉毀損やプライバシーに基づくインターネット上の情報の削除が請求され、これを認容する裁判例も積み重なってきた。それでは、従来の削除請求(削除権)と「忘れられる権利」はどう違うのだろうか。

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