by 管啓次郎
コヨーテ歩き撮り#10
去年はロスアンジェルスで、この上映会をやったんだ。驚くほど強い関心をもってくれる人が、何人もいた。「作品」の強さって、結局そういうことなんだろうね。予想もできない連結を、突発的に作り出す。
by 管啓次郎
去年はロスアンジェルスで、この上映会をやったんだ。驚くほど強い関心をもってくれる人が、何人もいた。「作品」の強さって、結局そういうことなんだろうね。予想もできない連結を、突発的に作り出す。
車が5月の川みたいに流れて。みんな、どこに行くんだろう。
読めない文字にみちびかれて、祈る人の心を想像する。
花びらが雪のように降りしきって、緑の季節がやってきます。
アメリカでしか食べないもの、チョコレートバー。食事を逃した夜、『銀河鉄道の夜』を思いつつ。
鉄でできたものが獣に見えるときがある。春のせい? いや、それがアニミズムの秘密。
冬のボルドーで線路をつたって歩く。明るい空は川岸の光、長い影は北国。
花は落ちても花、腐っても花、冬でも花。そしていつも思う。この色は何のため?
風邪を引いたら鍋。名前も知らない植物たちに助けられて、たちまち元気になりました。
12月の青空は青くて山も青かった。米良山地、宮崎県。心が帰って行きたい土地。