ロー対ウェイド判決

法+女性=変革! 『レイディ・ジャスティス』の舞台裏
第3回 司法女子パワーのポッドキャスト

本書『レイディ・ジャスティス』の著者ダリア・リスウィックは弁護士資格を持つジャーナリストである。「訳者あとがき」にも書いたとおり、リスウィックはスタンフォード・ロースクール修了後、連邦の控訴裁判所で裁判官の調査官を務めた。その後はしばらくローファームで働いたが、1999年にオンライン雑誌『スレート(Slate)』でマイクロソフト独占禁止法違反訴訟を取材する機会を得たのが転機となり、以後はローヤーとしての知識を活かし、同誌で連邦最高裁判所などの動向や法に関する記事を書いているほか、テレビのニュース番組にも解説者として出演している。

『生殖技術とジェンダー』(井上達夫・加藤秀一・江原由美子)特別限定公開 ~米連邦最高裁中絶禁止合憲判決とともに読み直す

2022年6月、アメリカの連邦最高裁でロー対ウェイド判決を覆す判断がなされ、人工妊娠中絶にかんする規制は各州の裁断に委ねられることになりました。「リプロダクティブ・ライツ」のなかでも論争的な「人工妊娠中絶」をめぐる判断に、注目が集まるとともに議論が交わされています。全米の半数以上の州で中絶が厳しく規制され、アメリカ社会、とりわけ女性と妊娠の可能性のある人々に大きな影響を与える見通しです。日本の状況はアメリカとは異なるものの、この問題をとらえなおす意義はいまなお大きくあります。その土台ともなる、重要な論争が1990年代半ばに展開されていました。江原由美子編『生殖技術とジェンダー[フェミニズムの主張3]』(1996年9月刊行、https://www.keisoshobo.co.jp/book/b26369.html)に収められた井上達夫氏と加藤秀一氏の議論は、30年後のいまも古びていません。お三方のご了承のもと、期間限定でお二人の議論と、編者である江原由美子氏の解題を部分公開いたします。ぜひお読みください。[編集部]

By |2022-08-09T08:41:44+09:002022/7/8|本たちの周辺|
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