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新着記事2024-04-16T22:14:11+09:00

Book Review
『ケアする私の「しんどい」は、どこからくるのか』

 ケアの場面で「やっぱりお母さんが一番だよね」という言葉が発せられることがある。この言葉自体はすぐにジェンダー化されたケア責任を意味するわけではないが、「ケアされる人が何を必要としているか」を探るのは女性たち(母親/娘/妻)であり、それを一番理解しているのもやはり女性たちである、ということが含意される表現として捉えられるだろう。……

By |2026/2/18|Book Review, 本たちの周辺|

コヨーテ歩き撮り#243

反射光に凝っていたことがあった。なぜか、すべてを美しくする。光源は太陽なのだが、太陽の光そのものに光が異議を申し立てる。反射光とは、いわば月の光。つまり昼間に地上に月が降りてくるようなもの。異界がやってくる。アムステルダムにて。 At one time in my life, I was obsessed with reflected light. I don’t know why. But it makes everything beautiful. It’s sunlight all right. It’s the light's protest against itself. Reflected light is akin to moonlight. So it’s as if the moon descended to earth during the day. You know what I mean? Another world arrives. In Amsterdam.

憲法学の散歩道
第46回 不思議の国、オーストリア-ハンガリー帝国の形成と解体

 ハンス・ケルゼンが中心となって形成された純粋法学は、根本規範を頂点とする法秩序として国家を把握する。国家と法秩序とは同一であり、法秩序と別個に国家が存在するとの観念は、擬人化にもとづくフィクションである。国家の機関として行動する諸個人の行為の効果を国家に帰責するための手掛かりとなる規範の体系としてのみ、国家は存在する。……

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