コヨーテ歩き撮り#73
夢に牛が出てきました。それがいつのまにか本物じゃなくて、かわいいアニメみたいになってて。目覚めてから「どこかであんな牛の絵を見たな」としばし考えて思い出したのがこれ。ロスアンジェルスの人気エチオピア料理店の壁画です。働き者の牛たちは家族。
夢に牛が出てきました。それがいつのまにか本物じゃなくて、かわいいアニメみたいになってて。目覚めてから「どこかであんな牛の絵を見たな」としばし考えて思い出したのがこれ。ロスアンジェルスの人気エチオピア料理店の壁画です。働き者の牛たちは家族。
台中で國立中興大学に遊びに行くと、オフィスの一角にこんなものが。充電中のピカチューを見つめるピカチュー。完成されたかわいさですね。
台中の街を歩いていたら、公園にこんなジャングルジムみたいなものがありました。へんな格好だな、と思いつつ歩きすぎようと思って、ある角度にくるとオヤッ? 突然正体が見えました。そう、法國闘牛犬です。つまりフレンチブル。とたんにかわいく思えてきました。
パリの秋、モンパルナス墓地を訪れました。多くの文学者や芸術家が眠るここは、一種の図書館。マルグリット・デュラスの墓標には、訪れた人たちが残していったたくさんのペンが花を咲かせていました。
カトリックのなまなましさには時々びっくりします。教会のそばのお店で売られている、こうした血まみれの像は、いやでもイエスの苦しみを日々人々に思い出させずにはいません。南米エクアドルの港湾都市グアヤキルにて。
メルボルンは建築の先進都市ですが、中心街でひときわ目を引いたのがこの建物。国立の名門、ロイヤル・メルボルン工科大学です。これが大学? とびっくりしましたが、学生たちは特におしゃれでもなかった。
オーストラリアといえばユーカリ。一口にユーカリといっても何百という種類があるそうです。高原の首都キャンベラで出会ったこの白い幹のタイプ、春の青空に映えますね。
コソヴォの田舎町ラホヴィッチで、収穫祭みたいなパレードに出会いました。トラクターの隊列、ひとつに少年たちの一隊。みんな元気に育ったかな。
彼女に出会ったのはどこだったかな。もう忘却の彼方。たぶんウィーン、たぶんドイツ語圏。場所を忘れても、残るこのかたち、うつろなまなざし。
玫瑰茶はハマナスの花のお茶。その香りにはかすかにレモングラスにつうじるものがある。さっぱりしてておいしいよ。台北にて。