管啓次郎

管啓次郎

すが・けいじろう  詩人。明治大学理工学部教授(批評理論)、大学院プログラム「場所、芸術、意識」担当。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』(いずれも左右社)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)ほか。詩集に「Agend’Ars」4部作および『数と夕方』『狂狗集』(いずれも左右社)、『犬探し/ 犬のパピルス』(Tombac) 、Transit Blues (University of Canberra) など。これまでに10数カ国の詩祭や大学で招待朗読を行なってきた。2013 ~ 14年、文芸誌「すばる」(集英社)に旅先の写真と文章からなる「旅ときりぎりす」を連載。

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コヨーテ歩き撮り#124

連載・読み物 2月 22日. 2021

いま動けるなら行きたい場所の筆頭、ハワイ島。熔岩に開けられたたくさんの穴(プカ)は、新生児のへその緒(ピコ)を神にささげるためのもの。それがふるさとの定義。

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コヨーテ歩き撮り#123

連載・読み物 2月 08日. 2021

十年前のいまごろ、どんなバカをやってたのかなとふりかえると、こんなバカを。雪の原っぱでキャンプをしたものの、翌朝にはこんなに雪に埋れていました。体は冷え切って。札幌、モエレ沼公園。

One’s stupidity knows no limit. This picture from ten years ago testifies to it! Camping in the snow, my tent was half buried by the morning and my teeth were chattering. Taken at Moere Numa Park, Sapporo, 2011.

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コヨーテ歩き撮り#122

連載・読み物 1月 25日. 2021

クック諸島の首都ラロトンガで出会った芸能大会。いまとなってはまるで幽霊のパーティーみたい。

A local talent show I once encountered in Rarotonga, the capital of the Cook Islands. Looking back, the density of it feels like a ghostly party.

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コヨーテ歩き撮り#121

連載・読み物 1月 12日. 2021

アルコール摂取をやめました。断ちがたいのは冷えたビールへのノスタルジア。せめてクック諸島をイメージで思い出すお正月。

I have decided to go teetotal. Still some habits of the mind are hard to kick. May I at least raise a bottle in image with this beer from the Cook Islands to celebrate the year 2021?

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