連載・読み物

ジャーナリズムの道徳的ジレンマ
〈CASE 26〉内部告発者の悲劇とジャーナリストの称賛

自分が所属する組織の不正を知ってしまったとき、わたしたちはどういう行動をとろうとするでしょうか。もし「内部告発」するとしたら、どこに? どのように? そしてジレンマを抱えた告発者にジャーナリストはどう対峙し、何を考えるべきでしょうか?[編集部]

コヨーテ歩き撮り#225

台湾の南東海上にある小さな島、蘭嶼(らんゆい)。島人たちは森で木を伐り、美しい釣り船をつくる。捕まえるのはトビウオ。 Ponso no Tao, also known as Orchid Island, is a small island southeast of Taiwan. The islanders cut down a huge tree and make it into a beautiful fishing boat. They catch flying fish which is at the center of their annual life cycle.

憲法学の散歩道
第44回 君主制原理vs国家法人理論──ゲルバーの場合

 カール・フリードリヒ・ゲルバーは1823年、チューリンゲンに生まれた。ライプツィヒ大学とハイデルベルク大学で法学を学び、弱冠23歳にしてイェナ大学の教授となった。その後、エアランゲン大学、チュービンゲン大学を経て1863年、ライプツィヒ大学教授となった。逝去したのは1891年である。学外では、ヴュルテンベルク王国の上院議員、ザクセン王国の首相等を務めている。ゲルバーはドイツ近代公法学の父と目されている。……

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