コヨーテ歩き撮り#221
古い建物の壁一面を使った壁画。さむざむしい春の一日によく合った絵。ケンタッキー州レキシントンにて。 It’s a nice mural drawn all over the wall of a run-down building, matching the gray of a cold early spring morning in Lexington, Kentucky.
古い建物の壁一面を使った壁画。さむざむしい春の一日によく合った絵。ケンタッキー州レキシントンにて。 It’s a nice mural drawn all over the wall of a run-down building, matching the gray of a cold early spring morning in Lexington, Kentucky.
前回の記事で論じたように、ロバート・モリスもロザリンド・クラウスも、特殊な遊び場としての解説映像『ロバート・モリス 心/身問題』(1995年)で既存の現実に対し批評的な距離を取ることを試みた。モリスが距離を取ろうとしたのは、既存の芸術と既存の産業の双方が別々に築き上げてきた価値体系であった。とりわけこの解説映像で度々取り上げられるパフォーマンス《サイト》(1964年)は、階層化された既存の芸術とも、労働者を労働から疎外する既存の産業とも切り離されながら、芸術と産業の労働が交差するような実践の場にほかならなかった。……
雨の公園、人はいない。人なつこい白鳥が近寄ってきた。ただ一羽。何をねだっているの? 久留米市の石橋文化センター庭園にて。 It’s raining and there is no other person in the park. A tame swan comes swimming toward me. It’s all alone, too. What do you want? Sorry, my pocket is empty.
憲法学、もう少し広くとって法律学の世界では、内的か外的かが、いろいろな局面で問われる。H.L.A.ハートは、規範一般について、内的視点と外的視点とを区別した。 規範に則した行動には、内的側面と外的側面とがある。 毎週末に、新宿のデパートに出かける習慣のある人がいるとしよう。……
笑顔のとなかいです。ところで、ぼくがとなかいをとなかいと平仮名で記すのはなぜ? 答えは小島敬太との共著『サーミランドの宮沢賢治』(白水社)をごらんください! You know the reason why I always write tonakai in hiragana? Seek the answer in the book Miyazawa Kenji in Saamiland, co-written with my friend Kojima Keita!
あ、この人こんなふうに笑うんだ、と、ミニマリズムの彫刻家ロバート・モリス(第11回・第12回記事参照)についての1995年の解説映像『ロバート・モリス 心/身問題』に登場する、美術批評家ロザリンド・クラウスを見て思った。クラウスはこの映像の中で始終かしこまって教壇から解説するのだが、威圧的な教授たらんと装う最中、映像を投影するスクリーンとして使用していた、教壇に貼り付けられたボール紙が剥がれ落ちて、ふふっと笑ってしまう。……
ハワイ島の南端はカ・ラエ、ハワイ語でただ「岬」を意味する。タヒチから移住してきたポリネシア人の最初の上陸地点か。ここに立ってアオテアロア(ニュージーランド)の方向を眺めるのが好き。 The southern tip of Big Island is called ka lae, which simply means "the cape" in Hawaiian. Probably the first landing point for Polynesian immigrants from Tahiti. I love to stand here and look across the Pacific to the direction of Aotearoa.
私はかもめ。人間世界の暦には関係なく、春は春。ジョナサンのように飛ぶぞ。 I am a seagull. Regardless of how humans establish their calendar, come spring it’s new light all over. I’ll fly high as Jonathan Livingstone Seagull once did!
本連載もいよいよ最終回です。アントレプーシップとは何か、さらには高橋先生のアントレプレナーシップの捉え方、そして「想い」を十二分に受け止めてください。[編集部]
メキシコ国立人類学博物館のシンボルはこの雨の木。崇高な宇宙樹の存在を思い出させてくれる。 The rain tree located at the entrance of the National Museum of Anthropology in Mexico City. It’s a perpetual reminder of the sublime cosmic tree.