コヨーテ歩き撮り#215
メキシコではどくろはかわいいものと考えられている。死がつねに身近な文化。 In Mexico skulls are abundant and considered cute! It’s a culture in which death is always close by.
メキシコではどくろはかわいいものと考えられている。死がつねに身近な文化。 In Mexico skulls are abundant and considered cute! It’s a culture in which death is always close by.
これまで、何人かの作者たちの芸術実践に触れながら私が述べたかったことは、仮面を選択する行為が、一方では作り手や書き手に自由と解放の可能性を与え、他方では自己喪失の危険をもたらしてきたということだ。これから展開する議論はそれとは別種の問い、すなわちどのような選択が真の自由と言えるのか、という問いと部分的に関わる。……
エトムント・フッサールは現象学の祖である。彼は判断停止(epoché)による現象学的還元という手段を用いて意識の構造を分析した。 人の意識には志向性(Intentionalität)がある。庭の梅の木を見る、ショスタコヴィチの交響曲第5番を聴く、軽やかなピノ・ノワールを味わう、フッサールはフライブルク大学の教授だったと考える。対象を見たり、感じたり、考えたりする。そのとき人は意識している。 意識の内容は「梅の木」、「第5番」、「ピノ・ノワール」「フッサール」であり、そうした意味(Sinn)を持つ。人は意味を通じて対象を意識する。フッサールは、意識の内容をノエマ(noema)と呼んだ(複数形はnoemata)。人はノエマを通じて対象を意識する。……
徳山村は水になった村。巨大な徳山ダムがつくりだした徳山湖がしずかにひろがる。 Tokuyama Mura is a village that became water. The Tokuyama Lake, created by the immense Tokuyama Dam, extends its water following the contour line.
アントレプレナーシップによる地域活性化と「地域主義」は密接な関係にあります。前者は実践、そして後者をその実践を支える哲学、考え方に相当します。それでは、地域主義とはどのようなものなのでしょうか。地域の意思とは何かなどつかみどころがなく容易に理解できないことも含まれていますが、今回はアントレプレナーシップによる地域活性化と切っても切れない関係にある地域主義について考えます。
秋の色が爆発している。夕張の炭鉱町の跡をすべて水に飲みこんだ夕張シューパロダムから谷間を見て。 It’s a quiet explosion of autumn colors. The valley seen from the Shuparo Dam that has submerged all the traces of the mining town of Yubari in the water.
芸術関係の文章の中でも、芸術家の伝記は比較的人気のあるジャンルと言ってよいだろう。それは作品だけでなく作者そのものに、人々が魅力を感じるからだ。よく書けた伝記やドキュメンタリー映画は実際、その人のプライベートや内面を垣間見せることによって親しみを抱かせてくれる。だがときにはそこに現れる人格の一貫性のなさに戸惑うこともある。マリー・ローランサンはその一人である。
アメリカ兵士も先住民兵士も、どの地点で死んだかがわかっている。そこに個別に建てられた碑。シャイアンの生き方を守るために死んだシャイアンの戦士。 For both American soldiers and Indian warriors, their spots of death are known and commemorated with individual stones. Here lies a Cheyenne warrior who fought for the tribe's own traditional way of life.
選挙の自由」は、最大限守られなければなりません。投票する側にとっても、立候補する側にとっても、選挙期間に発せられる情報は非常に重要です。だがそれゆえに影響も大きいのも事実。どんな内容の演説や情報も「選挙」の名の下に一律に伝えられるべきなのでしょうか。[編集部]
ここでカスターが死んだ。1876年6月25日、モンタナ州リトルビッグホーンの戦い。スー、シャイアン、アラパホの部族連合軍に奇襲をしかけたアメリカ合衆国陸軍のカスター隊225名が全滅した。以後、合衆国は容赦ないインディアン殺戮をいっそう激化させる。ためらいなきジェノサイドへ。 Little Bighorn, Montana. This is where George Armstrong Custer died on June 25, 1876. Custer’s command attempted a surprise attack on the intertribal camp of the Sioux, Cheyenne, and Arapaho. All of the 225 US soldiers led by Custer were killed, including the colonel himself. After this, the US Army aggravated their genocidal war on native tribes.