コヨーテ歩き撮り#237
岐阜県揖斐川町の秋の朝、川霧に「むかしの中国」を思う。今年はそういうタイトルの歌も作りました。 One autumn morning in the town of Ibigawa. The dream-like river mist makes me think of Old China. Hey, I wrote a song of that title this year!
Book Review
『アザー・オリンピアンズ――排除と混迷の性別確認検査導入史』
わからない、というのは不安なことだ。自分が依って立つ価値観が揺さぶられ、馴染みのない世界に放り出され、ともすれば身体的な恐怖にすら結びつく。不安を解消するためわかりやすさを求める。往々にしてそれは理解からは程遠く、社会性動物として仲間を得て安心するための日和見や処世術にすぎない。……
コヨーテ歩き撮り#236
田沢湖をめざして走る途中、すばらしい森に出会った。みずびたしの湿原がそのまま森を育てて。刺巻湿原。 On the way to Lake Tazawa, I came upon this magnificent forest. The waterlogged marshland itself nurtured the woods. Sublime.
あとがきたちよみ
『人間中心の知的財産法――身体・空間・時間からの解放と法的規律』
「はしがき」「第三章(冒頭)」を公開しました。
コヨーテ歩き撮り#235
この濃密な森は、オレゴン州にもまったく引けをとらない。秋田、美しい秋田。 This dense forest reminds me of Oregon. Akita is beautiful.
あとがきたちよみ
『物理学の哲学入門Ⅰ ――空間と時間』
「訳者まえがき」「はじめに」「解説」を公開しました。
あとがきたちよみ
『奔放な生、うつくしい実験――まつろわぬ黒い女たち、クィアでラディカルなものたちの親密な歴史』
「方法論についてのノート」「解説――奔放な生を言祝いで」を公開しました。
コヨーテ歩き撮り#234
この不思議なモニュメントは、大潟村にある。ここはかつて日本で2番目に大きな湖、八郎潟だった。紅い球をつらぬく水平の棒が、海面の高さを表す。そう、ここはすべて海面より低い干拓地。 I came across this strange monument in Ōgata Village, Akita. This land was once Lake Hachirogata, Japan's second-largest lake. The horizontal iron rod piercing the red globe marks the sea level. Yes, this entire area is a polder---reclaimed land that is lower than the sea.
あとがきたちよみ
『20世紀のオックスフォードでメタ倫理学はいかに発展したか 上・下』
「はしがき」(上巻)と「あとがき」(下巻)を公開しました。
コヨーテ歩き撮り#233
ブナの巨木の幹にはっきりと残された熊の爪痕。姿を見せないときでも、かれらはこっちを見ていると考えたほうがいい。白神山地にて。 A bear has left its claw marks on the trunk of a huge beech tree. Even when they don’t show themselves, the bears are certainly watching our every move. In the beautiful Shirakami Mountains.
あとがきたちよみ
『「自立自強」の中国――産業・科学技術イノベーションの現状と課題』
「はしがき」「序章」を公開しました。
あとがきたちよみ
『自発的関係社会のゲーム理論』
「第1章」「第4章」の抜粋を公開しました。
