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新着記事2024-04-16T22:14:11+09:00

コヨーテ歩き撮り#245

アムステルダムには彼に会いに行った。スピノザ、哲学者たちのプリンス。「あらゆる哲学者には二つの哲学がある。自分自身の哲学と、スピノザの哲学だ」(ベルクソン)。石になった彼の足元にはこの言葉がある。”Het doel van de staat is de vrijheid.” (国家の目的は自由だ)忘れるな、忘れるな! I went to Amsterdam to see him. Spinoza, the prince of philosophers. “Every philosopher has two philosophies, their own and Spinoza’s,” Bergson famously said. Now petrified, you read this sentence at his pedestal: “The goal of the state is freedom.” Let’s not ever forget that!

ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた――人生の欠片、音と食のレシピ〈20皿め〉

羽田空港を離陸し東京上空から河川を眺めれば、山間地から海へ流れゆくその道筋に、地形という奇跡の上で人類の生活が成り立つという当たり前のことを改めて目の当たりにする。 西へ進み富士山を通過、琵琶湖湖面の輝きにため息をもらす。その北西には福井、年縞で有名な水月湖がある。淡水、海水、汽水の中で悠々と生きる生物たちの姿を想像したくなる。そして瀬戸内に入れば多島美の景。四国山間を抜け、交通網がなかった時代に、さて空海はこの四国の地形をどのように歩き、やがて中国へ渡り、のち高野山へとたどり着いたのか。……

コヨーテ歩き撮り#244

反射光の研究(つづき)。水の都アムステルダムで、反射光が川面に。冬の光のまぶしさに自由を感じるのはなぜ? Again, a study of reflection. In Amsterdam, the city of water, reflected light lingers on the river's surface. Looking at the dazzling light flickering, why do we feel somehow liberated? Liberated from what?

By |2026/2/24|連載・読み物, コヨーテ歩き撮り|

Book Review
『ケアする私の「しんどい」は、どこからくるのか』

 ケアの場面で「やっぱりお母さんが一番だよね」という言葉が発せられることがある。この言葉自体はすぐにジェンダー化されたケア責任を意味するわけではないが、「ケアされる人が何を必要としているか」を探るのは女性たち(母親/娘/妻)であり、それを一番理解しているのもやはり女性たちである、ということが含意される表現として捉えられるだろう。……

By |2026/2/18|Book Review, 本たちの周辺|
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