あとがきたちよみ
『〈沖縄学〉の認識論的条件――人間科学の系譜と帝国・植民地主義』
「序章 問いの再構築」を公開しました。
掌の美術論 第20回
顔に触れる――彼女たちの仮面を介して(中編)
芸術関係の文章の中でも、芸術家の伝記は比較的人気のあるジャンルと言ってよいだろう。それは作品だけでなく作者そのものに、人々が魅力を感じるからだ。よく書けた伝記やドキュメンタリー映画は実際、その人のプライベートや内面を垣間見せることによって親しみを抱かせてくれる。だがときにはそこに現れる人格の一貫性のなさに戸惑うこともある。マリー・ローランサンはその一人である。
あとがきたちよみ
『公教育における運営と統制の実証分析――「可視化」「分権化」「準市場化」の意義と課題』
「まえがき」を公開しました。
コヨーテ歩き撮り#212
アメリカ兵士も先住民兵士も、どの地点で死んだかがわかっている。そこに個別に建てられた碑。シャイアンの生き方を守るために死んだシャイアンの戦士。 For both American soldiers and Indian warriors, their spots of death are known and commemorated with individual stones. Here lies a Cheyenne warrior who fought for the tribe's own traditional way of life.
あとがきたちよみ
『明治の芸術論争――アートワールド維新』
「第一章 「美術(芸術)」の「妙想(アイジヤ)」」を公開しました。
あとがきたちよみ
『日本の分断はどこにあるのか――スマートニュース・メディア価値観全国調査から検証する』
「まえがき」「序章」を公開しました。
ジャーナリズムの道徳的ジレンマ
〈CASE 24〉「選挙ヘイト」とどう向き合うか
選挙の自由」は、最大限守られなければなりません。投票する側にとっても、立候補する側にとっても、選挙期間に発せられる情報は非常に重要です。だがそれゆえに影響も大きいのも事実。どんな内容の演説や情報も「選挙」の名の下に一律に伝えられるべきなのでしょうか。[編集部]
コヨーテ歩き撮り#211
ここでカスターが死んだ。1876年6月25日、モンタナ州リトルビッグホーンの戦い。スー、シャイアン、アラパホの部族連合軍に奇襲をしかけたアメリカ合衆国陸軍のカスター隊225名が全滅した。以後、合衆国は容赦ないインディアン殺戮をいっそう激化させる。ためらいなきジェノサイドへ。 Little Bighorn, Montana. This is where George Armstrong Custer died on June 25, 1876. Custer’s command attempted a surprise attack on the intertribal camp of the Sioux, Cheyenne, and Arapaho. All of the 225 US soldiers led by Custer were killed, including the colonel himself. After this, the US Army aggravated their genocidal war on native tribes.
法+女性=変革! 『レイディ・ジャスティス』の舞台裏
第5回 アメリカでは投票するのも一苦労
アメリカ国内だけでなく海外からもたいへんな注目を集めている今年(2024年)のアメリカ大統領選挙。投票日は2024年11月5日(火)である。まだしばらく先のように感じられるが、実は一部の地域では先月半ばから投票が始まっている。各候補者は、明日にでも投票するかもしれない有権者を相手に演説などを行なっている。
あとがきたちよみ
『ムーミンの哲学 新装版』
「まえがき」を公開しました。
あとがきたちよみ
『経済発展の曼荼羅』
「まえがき」と「あとがき」を公開しました。
憲法学の散歩道
第41回 グローバル立憲主義の可能性
グローバル立憲主義がトレンディである。地球全体を立憲主義の諸原則によって規律される世界として捉えるべきだ、あるいはそうした世界の実現を目指すべきだとする議論である。気候変動、テロリズム、疫病の蔓延、大量の難民・移民等の問題は、各国の国境を超える広がりを見せており、超国家的な解決を必要とする。そうした解決を与える機構は、立憲主義の諸原則に沿って組織され、運営されるべきだというわけである。……