「名もなき家事」の、その先へ――“気づき・思案し・調整する”労働のジェンダー不均衡
vol.13(最終回) [対談後記]連載の結びにかえて/平山亮・山根純佳
「名もなきケア責任」のジェンダー不均衡をめぐって始まった平山亮さんと山根純佳さんの往復書簡。長きにわたった連載もついに最終回、今回は前回の対談を受け、お二人による対談後記をお届けします。 新型ウイルス感染拡大に伴う世界的「緊急事態」のなかで、要介護者や子どもの生(life)を支えるケアが「家庭内」に求められる現在。このケアの危機を乗り越えるためにすべきこととは。 日々の実践を通じて不平等な構造は変えられるし、私たちは協働のパートナーになれる。この危機のなかで、よりよい社会に向け歩みだすために。[編集部]