連載・読み物

虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察
第3回 ネットもスマホもなかった世界から遠く離れて

まだインターネットのない世界の物語「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」と、インターネット以降の2作品『涼宮ハルヒの憂鬱』「エンドレスエイト」、劇場版『叛逆の物語』を含めた『魔法少女まどか☆マギカ』を比較して、インターネットの有無が物語のありようにどのように影響しているかを考えます。

コヨーテ歩き撮り#10

去年はロスアンジェルスで、この上映会をやったんだ。驚くほど強い関心をもってくれる人が、何人もいた。「作品」の強さって、結局そういうことなんだろうね。予想もできない連結を、突発的に作り出す。

By |2016-04-27T16:27:12+09:002016/5/25|コヨーテ歩き撮り|

ジャーナリズムの道徳的ジレンマ
〈CASE 03〉その「オフレコ」は守るべきか、破るべきか

「そもそもオフレコ取材なんてするからダメだ」というのは簡単です。原則オンレコなのは当然。とはいえ原則だけで突っ走れない以上、場面にあわせて考えてみる機会が大事ではないでしょうか。

虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察
第2回 はじめに(2)「たんなるリアル」を開く技術

ここで考えようとしているのは「フィクションはなぜ必要か」ということです。つまり、フィクションというもの一般が問題であり、作家論でも作品論でも、特定のメディアに関する表現論や歴史でもなく、物語の類型やその発展形を探るということでもありません。……

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