フィリッパ・フット

憲法学の散歩道
第37回 価値なき世界と価値に満ちた世界

フィリッパ・フットは、アメリカ合衆国のグラヴァー・クリーヴランド大統領の孫にあたる。オクスフォードのサマヴィル・コレッジを卒業した彼女は、同コレッジで長く哲学を教え、カリフォルニア大学をはじめとするアメリカの諸大学でも教鞭をとった。  彼女が1958年に公表した論文に、「道徳的議論」がある。論文の冒頭で、彼女はリチャード・ヘアの指令主義(prescriptivism)を取り上げている。……

【「双書現代倫理学」シリーズ紹介】
お金に困っている友だちに16万円を貸すかどうかについて

2014年から刊行が始まった「双書現代倫理学」のシリーズ3冊目『倫理的反実在論』が刊行されました。そこで、編集担当者が1冊目刊行後にシリーズ紹介として『人文会ニュース』に寄稿した2015年の紹介文を転載いたします。[編集部]

By |2017-02-28T15:00:30+09:002017/3/3|本たちの周辺|
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