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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた ー人生の欠片、音と食のレシピー

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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた ー人生の欠片、音と食のレシピー 8月 19日, 2020 仲野麻紀

ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた――人生の欠片、音と食のレシピ〈16皿め〉

カリブ海の歴史の影とは、かつてのヨーロッパ列強による奴隷制植民地社会だ。

友人が住むサン=バルテレミー島、この島で演奏をしないかと誘ってくれた。
小アンチル諸島・リーワード諸島北部に位置する、サン・マルタン島のオランダ領からフランス領へ移動する。
一つの島が二つの国の領土として二分されている摩訶不思議な事実を前に、大西洋を横断するもここがEU圏であることの意味を探す。

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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた ー人生の欠片、音と食のレシピー 5月 30日, 2020 仲野麻紀

ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた――人生の欠片、音と食のレシピ〈番外編2〉

人類生まれてこのかた、移動とともに、たべものと音楽も広範に移ろい、現在に至ります。

移動という行為のもとにあるのは生きるということであり、移動の中にも定着の中にも生活があります。その生活において、人々は食べ、働き、語り、眠り、信仰を内に秘め、生きる空間に響く音を毎日の支えとする。こうして音楽が絵が文学が、何かが生まれる。
今日食べる皿の中に、今日聞く音楽の中に、育てる作物の中に、手の仕事の中に……生活の中に文化があるのだと思います。

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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた ー人生の欠片、音と食のレシピー 5月 27日, 2020 仲野麻紀

ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた――人生の欠片、音と食のレシピ〈番外編1〉

友人で、今はパン職人であるやまちゃんは、大学終了卒業旅行で訪れたフォンテンヌブローの森からの帰路、その運命を変えた。
午前中の森の中に差し込む春の光。パリへ戻る電車を待つ3月夕暮れ。駅舎は閉まっている。短日つづくプラットホームにあるのは底冷え。
駅近く、唯一開いていたパン屋で買った焼きたてのバゲットをかじる。
東洋哲学を専門とし、就職先も決まっていた彼は、その瞬間パン屋になろうと決心したそうだ。

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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた ー人生の欠片、音と食のレシピー 4月 08日, 2020 仲野麻紀

ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた――人生の欠片、音と食のレシピ〈14皿め〉

パリ10区。ジョルジュ・バタイユの作品「マダムエドワルダ」の舞台となったサンドニ門周辺にはトルコ、クルドのコミュニティー地区がある。広汎にくくればグラン・ブルーバードからボン・ヌーベルも入る。この界隈には劇場にブラッセリー、ポルノ映画館に売春宿。20世紀、観劇に精をだしたパリジャンのざわめきは今も、裏通りにあるブラッセリーFloやベルエポック漂うジュリアンの存在にみられる。

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