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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた ー人生の欠片、音と食のレシピー

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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた ー人生の欠片、音と食のレシピー 4月 08日, 2020 仲野麻紀

ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた――人生の欠片、音と食のレシピ〈14皿め〉

パリ10区。ジョルジュ・バタイユの作品「マダムエドワルダ」の舞台となったサンドニ門周辺にはトルコ、クルドのコミュニティー地区がある。広汎にくくればグラン・ブルーバードからボン・ヌーベルも入る。この界隈には劇場にブラッセリー、ポルノ映画館に売春宿。20世紀、観劇に精をだしたパリジャンのざわめきは今も、裏通りにあるブラッセリーFloやベルエポック漂うジュリアンの存在にみられる。

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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた ー人生の欠片、音と食のレシピー 9月 29日, 2019 仲野麻紀

ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた――人生の欠片、音と食のレシピ〈12皿め〉

あるフェスティバルでのことだ。演奏後楽器を片付けている私たちのところに高揚した面持ちで近づいてくる男性がいた。
 
「君たちと是非一緒に演奏したいです。わたしはクラリネットを吹きます。」

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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた ー人生の欠片、音と食のレシピー 8月 01日, 2019 仲野麻紀

ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた――人生の欠片、音と食のレシピ〈11皿め〉

羽田空港。搭乗直前のゲートでテレビに映るサックス奏者を見た。彼は電車の中で演奏をしている。ご本人が電車という乗り物の愛好家ということで、コンサートホールではなく、念願叶って電車車両内での演奏とのことだ。微笑ましいではないか。

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ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた ー人生の欠片、音と食のレシピー 6月 02日, 2019 仲野麻紀

ごはんをつくる場所には音楽が鳴っていた
――人生の欠片、音と食のレシピ〈10皿め〉

在りし日のレバノン、ベイルート。
1990年に内戦が終結した今も、通りには銃撃の傷を残した建物と壁が連なる。今を生きる人々のユーモアと混沌。今は銀行が連立する界隈にはかつて市場があり、街の中心で食材を買うことができたと、内戦中この街で生き抜いた友人が教えてくれた。

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