ジャーナリズムの道徳的ジレンマ
〈CASE 17〉犯人の主張を報道すれば犯罪の手助けになるか
主張は耳を傾けるべき内容がある。けれど、それが人質をとってなされた主張だったら? そのまま伝えていいのか。社会の歪みが凝縮されているような場面で、人質の安否情報も重なるとき、どういう道筋で考えることができるのでしょうか。[編集部]
コヨーテ歩き撮り#34
マンハッタンの「高さ」。いまでこそ世界中の大都市で見られる光景かもしれないけれど、やはりこの高さに圧倒されます。
めいのレッスン ~はるおちば[第2回]
さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき 冬に掃き掃除をしていたとき、わたしが口ずさんでいたのは《たきび》だった。
《ジェンダー対話シリーズ》第4回 王寺賢太×森川輝一:愛・性・家族のポリティクス(前篇)
ジェンダー対話シリーズ第4回は、王寺賢太さんと森川輝一さんをお迎えして開催された『愛・性・家族の哲学』(ナカニシヤ出版)出版関連イベントでのお話をお送りします。今回のテーマは「ポリティクス」。愛・性・家族の問題は国家の政策や社会の制度とどうかかわっているのでしょうか。また権力や力にかかわるものを「政治的なもの」と考えると恋人や家族の関係もポリティクスとみなすことができます。こうした広い話題について、前後篇にわたる濃密な議論が繰り広げられます。
めいのレッスン ~はるおちば[第1回]
実家の門扉をあけると、ひとところに、ずいぶんと葉が散っている。
虚構世界はなぜ必要か?SFアニメ「超」考察
第19回 正義と生存とゴースト/攻殻機動隊「STAND ALONE COMPLEX」と「ARISE」
この「攻殻」の三つのシリーズは、共通した主題を持ちながらも、それぞれに異なる特徴をもつと言えます。共通した主題とは、情報技術の発達した世界において「個(わたし)」というものがどのようにあり得るのか、ということでしょう。「GHOST IN THE SHELL」では、個は主に内省的な次元で捉えられ、問題とされていました。しかし、「S.A.C」で個は、主に社会の中で、社会との関係において捉えられています。そして、「ARISE」において問題となっているのは、環境のなかでの個の生存戦略とでもいうべきものです。いわば「個」は、「GHOST IN THE SHELL」では実存的な問題として、「S.A.C」では正義の問題として、「ARISE」においては居場所(ニッチ)の獲得の問題として、あわらわれていると考えられます。
コヨーテ歩き撮り#33
アメリカのリベラルアーツ・カレッジ(少人数の、寮生活を基本とする大学)って、ほんとに夢みたい。最高に恵まれたキャンパスで、最高に充実した4年間を過ごせる。学費は高いけれど。しっかり勉強して、しっかりアメリカを批判してくださいね。ニューヨーク州ハミルトン・カレッジにて。
《ジェンダー対話シリーズ》第3回 平山亮×上野千鶴子:息子の「生きづらさ」? 男性介護に見る「男らしさ」の病 ――『介護する息子たち』刊行記念トーク
「ジェンダーとかセクシュアリティとか専門でも専門じゃなくてもそれぞれの視点から語ってみましょうよ」というスタンスで、いろいろな方にご登場いただきます。3回目は、『介護する息子たち』刊行記念として行われた平山亮×上野千鶴子トークイベント「息子の『生きづらさ』? 男性介護に見る『男らしさ』の病」を採録します。
ジャーナリズムの道徳的ジレンマ
〈CASE 16〉経営破綻を報じる時宜と大義
金融機関の「経営危機」を伝える報道は、預金者からすれば一刻も早く知りたい情報。しかし破綻していない以上、どう転がるかはわからない。それなのに危機と書いていいのか。そんな現在進行形の事態に経済報道は向きあうべきか考えます。[編集部]
めいのレッスン ~朝の動画
目覚めたら、スマートフォンにメールが届いていた。サイェからだ。
《ジェンダー対話シリーズ》第2回 隠岐さや香×重田園江: 性 ―規範と欲望のアクチュアリティ(後篇)
「ジェンダーとかセクシュアリティとか専門でも専門じゃなくてもそれぞれの視点から語ってみましょうよ」というスタンスで、いろいろな方にご登場いただきます。第2回めは隠岐さや香、重田園江両氏を迎えてのトークイベント後篇をお送りします。
