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連載・読み物

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憲法学の散歩道 6月 14日, 2022 長谷部恭男

憲法学の散歩道
第29回 憲法学は科学か

 明治時代の日本は、ドイツから2つの憲法原理を輸入した。君主制原理と国家法人理論である。君主制原理は、天皇主権原理とも呼ばれる。ごく単純化して言うと、上杉慎吉が唱導したのは君主制原理であり、美濃部達吉が唱導したのは国家法人理論である。
 君主制原理は、国家権力はもともとすべて、君主(天皇)が掌握しているとする。しかし、国家権力を君主が実際に行使する際は、君主が自ら定めた憲法(欽定憲法)にもとづいて行使する。大日本帝国憲法のもっとも核心的な条文である第4条は、次のように定める。……

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連載・読み物 6月 09日, 2022 藤田尚志

『ベルクソン 反時代的哲学』最終回

この連載を読んでくださっていた方が果たして何人いらっしゃったのか分かりませんが、もしいらしたとすれば、長きにわたり途中で中断してしまって誠に申し訳ありませんでした。連載の最終回を、と言われたのですが、もう何も出てきません。「あとがき」へのあとがきのようなものでご勘弁ください。

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