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連載・読み物

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憲法学の散歩道 7月 09日, 2020 長谷部恭男

憲法学の散歩道
第9回 「どちらでもよいこと」に関するトマジウスの闘争

 啓蒙思想家として知られるクリスティアン・トマジウスは1655年、ザクセン公国のライプチヒに生まれた。父のヤーコプ(1622-84)は、ライプチヒ大学の哲学教授であった。クリスティアンは、1669年、同大学に入学し、1672年に修士号を取得する。
 1672年は、ザムエル・プーフェンドルフの『自然法と万民法De jure naturae et gentium』が刊行された年でもある。クリスティアンは後に、プーフェンドルフの自然法に関する著作と父親のグロティウスに関する講義とを、彼を法学の研究へと向かわせた主な要因として挙げている。……

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夢をかなえるための「アントレプレナーシップ」入門 7月 06日, 2020 高橋徳行

夢をかなえるための『アントレプレナーシップ』入門
⑤Learning by doing

高橋徳行先生の連載第5回です。日本ではそもそもアントレプレナーが少ないと言われています。いわんや女性のアントレプレナーはなおさらです。しかし、今回取り上げる女性起業家をご覧になって、読者の皆さんのアントレプレナーに対する見方が変わることを期待します。[編集部]

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憲法学の散歩道 6月 24日, 2020 長谷部恭男

憲法学の散歩道
第8回 『ペスト』について

 ハーバード大学の法学者、チャールズ・フリードに、プライバシーに関する論文がある。自己情報をコントロールする権利がなぜ大切かを述べたものである。
 しまっておきたい記憶、隠したい病歴、密かに奉ずる信条。これらの中には、墓場まで持って行くものもあるだろうが、限られた人には打ち明けるものもある。信条であれば同志や聖職者に、深刻な病気であればかかりつけの医師に、大切な記憶は心を許す友に。……

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めんどうな自由、お仕着せの幸福――サンスティーン先生、熟議のお時間です! 6月 23日, 2020 めんどうな自由、お仕着せの幸福

めんどうな自由、お仕着せの幸福
番外編2:『ナッジ!?』刊行記念・編者対談(後編)「「小さなおせっかい」の楽園と活動的生」

昨年掲載した本連載にご登場くださった方々による書き下ろし単行本『ナッジ!? 自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム』の編者である那須耕介さんと橋本努さんによる刊行記念対談2回目は、前回の「操作(マニピュレーション)」という不安の先にある議論を繰り広げます。話は当然、国家構想まで行き着きます。このテーマの広がりと深さをぜひ味わってください。[編集部]

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