管啓次郎

管啓次郎

すが・けいじろう  詩人。明治大学理工学部教授(批評理論)、大学院プログラム「場所、芸術、意識」担当。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』(いずれも左右社)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)ほか。詩集に「Agend’Ars」4部作および『数と夕方』『狂狗集』(いずれも左右社)、『犬探し/ 犬のパピルス』(Tombac) 、Transit Blues (University of Canberra) など。これまでに10数カ国の詩祭や大学で招待朗読を行なってきた。2013 ~ 14年、文芸誌「すばる」(集英社)に旅先の写真と文章からなる「旅ときりぎりす」を連載。

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コヨーテ歩き撮り#70

連載・読み物 11月 26日. 2018

パリの秋、モンパルナス墓地を訪れました。多くの文学者や芸術家が眠るここは、一種の図書館。マルグリット・デュラスの墓標には、訪れた人たちが残していったたくさんのペンが花を咲かせていました。

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コヨーテ歩き撮り#69

連載・読み物 11月 12日. 2018

カトリックのなまなましさには時々びっくりします。教会のそばのお店で売られている、こうした血まみれの像は、いやでもイエスの苦しみを日々人々に思い出させずにはいません。南米エクアドルの港湾都市グアヤキルにて。

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コヨーテ歩き撮り#68

連載・読み物 10月 22日. 2018

メルボルンは建築の先進都市ですが、中心街でひときわ目を引いたのがこの建物。国立の名門、ロイヤル・メルボルン工科大学です。これが大学? とびっくりしましたが、学生たちは特におしゃれでもなかった。

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コヨーテ歩き撮り#67

連載・読み物 10月 09日. 2018

オーストラリアといえばユーカリ。一口にユーカリといっても何百という種類があるそうです。高原の首都キャンベラで出会ったこの白い幹のタイプ、春の青空に映えますね。

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