コヨーテ歩き撮り#150
この青。川底からの湧水で知られる、三島の柿田川で。 How can this blue be? The River Kakita in Mishima, known for many springs at the bottom of the river.
この青。川底からの湧水で知られる、三島の柿田川で。 How can this blue be? The River Kakita in Mishima, known for many springs at the bottom of the river.
アレクシ・ドゥ・トクヴィルは、ノルマンディーの貴族の家系に生まれた。両親はフランス革命時の恐怖政治下で投獄され、ロベスピエールの失脚がなければ処刑されるところであった。父親は王政復古後の体制で各地の県知事(préfet)を歴任した。 トクヴィルは、3人兄弟の三男として1805年に生まれ、パリ大学で法律を学んだ。1827年には、陪席裁判官(juge auditeur)に任命されている。司法官としての彼の経歴は、1830年の7月革命で中断される。 神の摂理により、フランスにおける権威のすべては国王の一身に存すると前文で宣言する1814年憲章に代わって、1830年憲章は、フランス人の王(Roi des Français)は即位に際し、両院合同会議において、憲章の遵守を誓うものとした(65条)。権力の重心は、王から代議院へと移った。 やむなく新体制への忠誠を誓ったトクヴィルは、しかし、自費でアメリカの行刑・監獄制度の視察に赴きたいと上司に願い出た。……
ハイラインを歩いたのもずいぶん前。廃線になった高架鉄道の線路を公園にした、ニューヨークならではの着想。チェルシー地区。いちどは住んでみたかったけど、もうあきらめた。 It’s been a long time since I walked the High Line, the elevated park made out of a discontinued railway in Chelsea, Manhattan. Oh, how I wish I could live in the neighborhood. Sadly, it will not happen in this lifetime.
鹿せんべいはドラッグ、神鹿を熱狂させる。三島大社にて。 Rice bran deer cookies work like drug on God’s deer kept at the grand shinto shrine of Mishima Taisha.
18世紀半ばに『法の精神』を刊行したモンテスキューは、当時のイギリスをモデルとして、自由を確保すべき国制について大要次のようなことを述べている。 国の統治権力は立法・司法・行政の3権に分類できる。このうち2権以上を1つの国家機関が独占すると専制がもたらされ、人々の自由は失われる。そうした権力の集中を防ぐ必要がある。 ただ、この消極的原理だけでは不十分である。立法作用は他の2権をコントロールすることができる。専制的な立法が行われないような仕組みが必要となる。……
元旦のひとけのない保育所のまえでパディントンが待っていた。やさしい目をして。 It’s New Year’s Day and there was not a child around. Paddington Bear kept silently watching over the invisible children with his gentle eyes.
5年ぶりの更新! どんどんあたらしい問題がでてきます。
読売新聞「空想書店」2010年2月。丸善本店にコーナーを作っていただきました。このころから主題は動物のいのち。 The Imaginary Bookshop by the Yomiuri, February 2010. They arranged the books of my choice at Maruzen. As you can see, already I was concentrating on the lives of animals.
ジョゼフ・ラズはイスラエルの出身である。H.L.A. ハートの指導の下、博士号を取得してオクスフォード大学で長く法哲学を教え、現在はコロンビア大学とロンドン大学キングズ・コレッジの教授を務めている。2018年には、東洋のノーベル賞とも言われる唐奨(Tang Prize)の「法の支配」部門を受賞した。 彼に「道徳と自己利益」という論稿がある。彼の論稿の多くがそうであるように、かなり屈曲した議論が展開されている。結論は、おそらく、多くの人にとって意外なものである。……
太陽信仰は今年もつづく。ただし、裏太陽。黒い太陽。太陽が必要とする反=太陽。 The cult of the sun continues. But this is the reverse side of the sun. The black sun. The anti-sun always necessitated by the sun.