連載・読み物

コヨーテ歩き撮り#165

リトアニアの思い出というとこの人にむすびつく。ジョナス・メカス視覚芸術センター。メカスさんに対する吉増剛造さんの友情と尊敬にあふれた映画『Vertigo』(井上春生監督)は12月公開。必見です。 My memories of Lithuania is always related to the name of Jonas Mekas. Director Inoue Haruo’s superb documentary VERTIGO shows the great Yoshimasu Gozo’s respect toward Mekas and the friendship between the two. Don’t miss it in December!

夢をかなえるための『アントレプレナーシップ』入門
⑲アントレプレナーを育てることは可能なのか

グローバル・アントレプレナー・モニター調査(GEM)からわかることは、日本での起業家の活動は他国と比べて非常に劣っているということです。この状況を打破するための起業家教育を考えてみましょう。果たして、起業家は育てるものでしょうか、あるいは勝手に育つものでしょうか。[編集部]

憲法学の散歩道
第32回 道徳理論の使命──ジョン・ロックの場合

 ジョン・ロックは1632年8月29日、イングランド南西部のサマセットに生まれた。父親は治安判事の書記や弁護士として働いた法律家で、1642年に議会とチャールズ1世の間で戦闘が開始されると、議会側の軍に参加した。ロックは父親が仕えた治安判事の推挽でロンドンのウェストミンスター校に入学し、さらにオクスフォードのクライスト・チャーチ・コレッジに進学した。1684年に除名されるまで、彼はクライスト・チャーチに籍を置くことになる。……

憲法学の散歩道
第31回 高校時代のシモーヌ・ヴェイユ

 シモーヌ・ヴェイユは、截然として容赦がない。彼女によると、「哲学の適切な方法は、解決不能な諸問題のあらゆる解決不能性を明晰に理解し、ただそれらを熟考することである。じっとたゆむことなく、年月を経ても、希望を抱くこともなく、辛抱強く待ちつつ。この規準に照らすと、本当の哲学者はわずかしかいない。わずかならいるとさえ言いがたい。……」

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