燃えよ本[第7回]都会のクリエイターが社会の欺瞞に耐え切れず地方に移住してDIY小屋おじさんにジョブチェンジするお話
今回取り上げるのは、日本三大随筆の一つ、鴨長明『方丈記』である。 「燃えよ本』の連載タイトルの如く、京の都の大火(安元の大火)から始まる、日本初のルポルタージュであり、仏教の無常観を説いた自己啓発本であり、DIY小屋の指南書でもある日本文学史上屈指の怪作だ。現代でいえば短編程度の文章量にこれだけ様々な要素を盛り込んだ著者の鴨長明とは、どのような人物だったのか? そして彼の生きたのはどのような時代だったのか?
コヨーテ歩き撮り#144
この世でいちばん好きな遊びのひとつ。やどかりを拾い、観察する。それからちゃんと浜辺に返すよ。 This arguably be my favorite play in the world. Picking up hermit crabs and observing them for a while. Mind you, I never forget to return them to the beach!
あとがきたちよみ
『プラトン『国家』を読み解く』
「第一章 『国家』を読む難しさ」の「1 何が難しいか」を公開しました。
憲法学の散歩道
第23回 思想の力──ルイス・ネイミア
『神と自然と憲法と』第18章で紹介したように、ジョン・メイナード・ケインズは、世界を支配するのは思想であるとし、それに比べて既得権益の影響は誇張されているとする。これと対蹠的な観点に立つのが、歴史家のルイス・ネイミアである。ネイミアによると、思想や原理と言われるものはすべて、人間の真の動機を覆い隠すためのイデオロギーにすぎない。歴史を動かすものは、別にある。……
あとがきたちよみ
『ちょっと気になる政策思想 第2版』
「第2版の刊行にあたって」「第1章 社会保障政策の政治経済学(抜粋)」を公開しました。
あとがきたちよみ
『疫学』
「まえがき」と「あとがき」を公開しました。
コヨーテ歩き撮り#143
沖縄に行ってイラブチャーを食べたい。刺身にするときは青い皮をつけたままでね。まーす煮もうまい。まーす(塩)と泡盛だけで煮るんだよ。 How I wish I could go to Okinawa and eat this beautiful blue fish! Irabuchah is the name. When you make sashimi of it, leave the skin and enjoy the feel against your teeth. If you need to cook it, simmer it with sea salt and awamori. Simple is the best!
あとがきたちよみ
『現代倫理学基本論文集Ⅱ 』
「監訳者解説(冒頭)」を公開しました。
あとがきたちよみ
『ノヴァーリス 詩と思索』
「まえがき」を公開しました。
あとがきたちよみ
『ケアの倫理と共感』
「序文」「訳者解説(抜粋)」を公開しました。
憲法学の散歩道
第22回 未来に立ち向かう──フランク・ラムジーの哲学
フランク・ラムジーは1903年2月22日に生まれ、1930年1月19日、26歳で死去した。死因はレプトスピラ菌(leptospire)の感染による多臓器不全であると推測されている。父親のアーサー・ラムジーは、ケンブリッジ大学モードリン・コレッジで数学を教え、副学寮長(President)も務めた。フランクの弟マイケルは、1961年に第100代のカンタベリー大司教となった。妹のマーガレットは、オクスフォード大学で経済学を教えた。……
コヨーテ歩き撮り#142
秋にはこんな青が見えることがある。どこかな。たぶん新宿。 Unexpectedly you come across the shades of blue in this fashion. Where is this? I bet it’s Shinjuku a decade ago.