憲法学の散歩道
第4回 ルソー『社会契約論』における伝統的諸要素について
ジャン・ジャック・ルソーの『社会契約論 Du contrat social』は、さまざまな謎を含んでいる。現代人にとっては縁遠い伝統的な諸観念のために生ずる謎であることが、しばしばある。
たとえば、彼の言うloiはしばしば法律と訳される。しかし、現代国家における法律とは全く違うものである。……
ジャン・ジャック・ルソーの『社会契約論 Du contrat social』は、さまざまな謎を含んでいる。現代人にとっては縁遠い伝統的な諸観念のために生ずる謎であることが、しばしばある。
たとえば、彼の言うloiはしばしば法律と訳される。しかし、現代国家における法律とは全く違うものである。……
「はじめに─本書の問題意識」を公開しました。
モーシェ・ベン・マイモン(英語名:モーゼス・マイモニデス)は、著名なユダヤ神学者・哲学者である。 1138年*1、イスラム支配下のスペイン・コルドバに生まれたマイモニデスは、1148年、同地がイスラムの過激な解釈を奉ずるアルモハッド派に奪取されたことを契機に、一族とともにコルドバを離れ、モロッコを経て地中海を船でパレスチナへと渡り、1166年にはファーティマ朝の支配するエジプトに居を移す。1171年にファーティマ朝はアイユーブ朝に取って替わられた。貿易商として一族の生計を支えた弟ダーヴィドがインド洋で水死したのち、マイモニデスは1204年に逝去するまで、アイユーブ朝の宮廷医として一族の生計を支え、そのかたわら、同地のユダヤ人コミュニティの指導者として活動した。……
「訳者あとがき エイドリアン・ヴァーミュール:制度的キャパシティへの全体論的視点 」を公開しました。
「訳者あとがき」と「附録 フィラデルフィア宣言全文」を公開しました。
「編者解説」「各章扉 紹介文」を公開しました。
「まえおき」「第1回冒頭(3頁)」「第7回冒頭(2頁)」「あとがき」ページを公開しました。
「はしがき」ページを公開しました。
【対談】表現の自由とアーキテクチャ(成原慧)×最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務(松尾剛行)
【対談】名誉毀損と個人情報・プライバシー権(加藤伸樹×松尾剛行)